KindlePaperwhite(第10世代)の第一印象と初期型との簡単な比較

thumbnail for this post

KindlePaperwhite の 2018 最新モデル、第 10 世代を購入しました。

※KindlePaperwhite としては第 4 世代ですが、Kindle だと第 10 世代に相当します。商品ページの記載は第 10 世代となっています。

これまでは 2013 年頭に購入した 2012 モデルをずーっと使っていたので、自分としては 5 年ぶりのアップデートとなります。今回は新しい Kindle を少し使ってみての第一印象と、初期型との比較となります。

購入した理由

KindlePaperwhite はとても優秀で、5 年間使っていても故障やバッテリーのヘタりなどもなく、言ってしまえば不都合が全くなく使えていました。そのため、これまで何度も新型が出てきたのをスルーし続けてきたわけです。

しかし今回の新型の目玉として防水機能が付きました。

普段お風呂に入るときに Kindle をジップロックに入れて風呂読書をしていたのですが、やはり操作性や文章の読みやすさに難がありました。それが防水機能で解消されるのであれば!と思いだんだんと購入意欲が高まり。そこにセールで 4000 円オフとなったので、購入に至りました。

(ほかにも、5 年も使ったんだから十分元は取っただろう、という思いもあります。)

選んだモデル

今回選んだのは

  • 32GB
  • 広告なし
  • Wifi のみ

のモデルです。

いままで使っていた Kindle でも容量で困ることはありませんでした。しかし、新しいモデルもまた数年使うことを考えると、当然書籍も増えていくはずなので、余裕のある 32GB モデルを選びました。

広告については、以前もなしのものを使っていたので今回もなし。本を読みたいときに余計な操作が入るのはたとえ1タップでも嫌なので、なしにこだわりました。

通信についても Wi-fi のみを選択。こちらも前に使っていたモデルと同じです。3G もあれば便利だろうとは思うのですが、つけることによって重量が増えるのは嫌でした。

第一印象

箱の外観・内容物

箱は別に大事ではないのですが・・・ちょっとびっくりしたので。

Kindle の入っている箱、以前は単行本 2 冊重ねたくらいのサイズだったのですが、ものすごくスリムで薄い箱に入ってやってきました。

小指くらいの厚みしかありません。

これは、開ける前から薄さ・軽さを印象づけるナイス外箱です。

中身はシンプルに本体・コード・簡素なマニュアル。

充電のケーブルは入っているものの相変わらずコンセントに挿すアダプタは非同梱なので注意が必要ですね。

使い心地

少し使ってみた第一印象としては

  • 軽いし、手元がスッキリした
  • 下部のボタンが押しやすい
  • 動作に関しては劇的に「うわ!速い!」というほどではないけど、キビキビしている印象
  • 画面がきれい
    • 自分が前に使っていたモデルから ppi が増えているので、精細になっている

です。

さすがに何年も前のモデルと比べると、「大差ないな」と思うところはそれほどなく、全体的に良くなっています。特に重さと画面の綺麗さに関してはすごく良いなと思います。

kindle は頻繁に使って、かつ長時間持っていることもあるので、たかが 30g といえど大きい差になってきます。本体の薄さもあいまって「おっ、軽いな」という実感が得られます。

画面も、前より精細になっているので、特に挿絵のある書籍を読んだときには「なるほどこれは全然違うな」と思いました。当然文字もきれいになっているので、より自然な読書ができます。

その他気になった点

気になった点、というか、個人的要望として・・・

本体色が白のモデルが欲しかった

です。

ひとつ前の KindlePaperwhite だとあったんですけどね・・・

このテのデバイスは白系のを買うようにしていて、ウチは PS4 も白。なので KindlePaperwhite も白い本体が良かったのですが・・・Amazon さんぜひご検討をお願いします・・・。

2018 モデル vs 2012 モデル

自分の手にする(していた)新旧 KindlePaperwhite の性能を一部切り出してみました。

モデル 初期モデル(2012) New モデル(2018)
重さ 213g 182g
画面サイズ 6 インチ 6 インチ
厚さ 9.1mm 8.18mm
解像度 212ppi 300ppi
防水 なし あり

前のものと比べて

  • 軽く
  • 薄く
  • 高解像度になって
  • 防水機能付き

なので、買い換える意味は十分ありそうです。

以下、左が初期型、右が第 10 世代モデル。

サイズ感の比較ですが、タテヨコはほぼ変わらず、すこーし最新モデルのほうがスリム。違いがあるのは厚みですね。

最新のほうが薄いのはもちろんのこと、充電ケーブルを挿す・電源ボタンがある箇所の張り出しがなくなっていて、より全体的に手に馴染む形となっています。

写真だと分かりづらいですが、右の最新型のほうが画面の解像度が高く、文字が見やすくなっています。

まとめ:何年も Kindle を使っている方は買い替えの意味アリ

今回の新モデルの目玉は防水機能なので、防水の必要がなく、かつここ 1, 2 年くらいで出たモデルを持っている方は無理に買わなくてもいいかなと思います。

一方、私のように 5 年も使っている方や、お風呂など濡れる可能性があるところでつかいたい方は即購入で良いと思います。

Yoshiki Ito
Yoshiki Ito
山形出身 千葉在住の本業QAエンジニア
2018-12-10

Tags