知的生活システムの設計1|〜インプットとアウトプットを考える

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知的生活の設計』を再読していて、「設計」ということは、知的生活をする仕組みをまるっと「システム」として捉えられるのではないかと考えました。

普段身をおいているソフトウェアの世界におけるシステムの設計では、いきなり細かいことから決め始めるのではなく、全体として「何がしたいか」から考えていきます。

まったく同じではありませんが、知的生活システムを設計するために、まずはインプットとアウトプットから考え始めることにします。

知的生活システムのインプットとアウトプット

知的生活システム

おおまかな図にするとこんなイメージです。(現時点でこの図で表現しきれないポイントもあります。『知的生活の設計』で言うところの"日々の積み上げの量"など。

インプットについて

情報のインプット元については、極論では「ありとあらゆるものから」になるのですが、主だったところとしては以下がありそうです。

  • 書籍
  • ブログ記事
  • Twitter や Facebook などの SNS 投稿
  • ニュース
  • 論文
  • メール(メールマガジン)
  • 動画
  • ポッドキャスト
  • 電話・ビデオ通話

アウトプットについて

一方、アウトプットは今行っているものや今後行う可能性があるものも含めて、以下がありそうです。

  • ブログ
  • 書籍
  • Twitter や Facebook などの SNS 投稿
  • 論文
  • 動画
  • ポッドキャスト

割とインプットとの重複もありそうですが、現時点ではブログでのアウトプットが割合としては最も多くなりそうです。

知的生活システムがやること

インプットした情報を元に、何らかの処理(編集?)を行って、他者に向けて発信=アウトプットする。

何らかの処理、の部分では、過去に蓄積した情報と関連付けをしたり(ということは情報をためておくデータベースのようなものが必要ですね)、一部を切り取ったり、あるいは発信したい対象に応じて形を変えたりする作業が発生しそうです。この作業を気持ちやコンディションになるべく左右されずに日々継続できるような仕組みづくり、ルール設定、自動化などを道具の力を借りて作りあげることになります。

システムを考えるにあたって

作り上げる、といったものの、こうしてブログを書いているように、すでにインプットを元にアウトプットするという流れ自体は存在しています。 なのでまずは現在無意識に行っている情報の処理フローを具体化して、より負担が少なく、得るものを多く、継続できるようにしていくことになります。

上の概要図で雲の形になっている部分を、少しずつ具体化していくのが次のステップです。

Yoshiki Ito
Yoshiki Ito
山形出身 千葉在住の本業QAエンジニア
2020-05-24

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