わんだふるぷりきゅあざむーびーを観た

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3歳さんの2回目に付き合う形で、自分は初見として観てきました。

わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー! | 大ヒット上映中!

最近は『「好き」を言語化する技術』を読んだ | 夜間考察報で書いたように感情の言語化などが個人的強化ポイントでもあり、ブログに感想でも書いてみようと思った次第です。

プリキュアシリーズは、同年代の娘さんを持つ知人たちもけっこう観ていて、もちろんこの映画も大半の人が観ているようでした。

また、キャラが喋るとか立つとかで公開当初からニュース記事になっていたこともあって、自分は「ストーリーの細かいところは知らないけれど、何が起こるかなんとなくわかる」状態。

もっとストレートに言うと、期待値が上がってました。が、実際観てみると自分にはあまり「これは面白い!」という感覚ではなかったです。それがダメと言っているわけではなく、幼児向けの映画なんだから30代のおじさんが観て面白くないと思ったとてそりゃそうです。

しかし「面白くなかった」で終わらせると、先に書いたような言語化としては全然未達なので、自分が何を期待していて何がそれと違ったのか、も考えてみます。

ただ、繰り返しになりますがそもそも幼児向けのものなので、「そこを丁寧に描いたとて伝わらないだろう」というふうには自分でも思っています。

ひとつには、悟くんと大福が現実側で変身した際の「なぜ」と「どうやって」が不明だったところです。ツバサくんがやったの? 大人なので、つい起こった出来事に対してはなるべく全てその理由とかギミックが欲しくなります。 もちろんロジカルに説明がつく必要はなくて、「主人公の強い祈りが天に届いたことでミラクルが起きた」とかでも問題ありません。大福が人間になって喋るところは、悟と相互に意思疎通をしたいという願いが叶った、というのがコンテキストとしてあったのでわかったものの、悟と大福がプリキュアのような格好になる必然性(変身したことでその後がどう変わったか)と、そのギミックがよくわからなかったです。

もうひとつは、敵役が人間、特に動物好きの人間を留めおきたいという同期まわりが弱めだったように思いました。 天才ゲームクリエイターのナツキといろはが似てるから、等のなにかがあってもよかった気がします。

あと細かいところとしては、ナツキのなんかSFチックな(VERBALがしてそうな)グラサン?がグラサンだったりそうでなかったり、という違いが何を意味しているのかわからずじまいでした。とか、悟はナツキになんで簡単に連絡ついて音声通話してるの?とかも。

このあたり、自分が一回観ただけで拾えなかっただけで、ちゃんと描かれていたのかもしれませんが。

と、ここまで書いてみて、自分はどうも映画に対してストーリー上で色々な理屈がついているか、充分に推測可能であることを求めているようだとわかりました。書いてみるものですね。

なお、

という別の方の感想記事も観たのですが、こちらの

大人の感想なんてどうでもいいのです。子供が楽しんでくれれば、それで映画の目的は十分達成できていると思います。

が真理で完全同意です。

Yoshiki Ito
Yoshiki Ito
山形出身 千葉在住の本業QAエンジニア
2024-11-04

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