本はなるべく一気に読む
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読書術の本の中には「本は十冊同時に読むべきだ」というものもあり、考え方には納得できる。しかし自分の今の生活にはどうも合わないらしい。
特にコンピュータやプログラミングに関する、所謂技術書の類は、一度ストップしてしまうと次に読む時に内容を思い出すところから始めなくてはならず、とても効率が悪い。休日などにまとまった時間をとって読むほうがあっていそうだ。
この「前に読んだときの内容を思い出す」という作業を簡略化するために、必ず読書メモを取りながら本を読むよう試みた時期もあったが、結果的にこれも失敗だった。手元にパソコンが無いと本が読めない状態になってしまい、せっかくの時間を有効活用できなかった。
今のところは、本を読むときにはメモ等はとらず、付箋を貼るか、運良くペンを持っていたときには本に直接書き込んでおく方法におちついた。この方法であれば、あとからパソコンに向かってゆっくりメモを取ることができる。
本を読んだときに思いついたことがすっかり飛んでしまっていることもあるが、それはすっぱり諦めることにしている。多分、本当に大事なことは覚えているはず。たぶん。
–2017/12/27のScrapboxより。