文章力のなさ、に立ち向かう

原稿とかを書いていると、文章力のなさを感じて、本当に嫌になってしまう。

ただ、嫌になったままだと現状が何もかわらないので、これは立ち向かわなければいけない。

嫌になってしまう、にも色々な原因があるだろうし、そもそも文章力って何さ?も考えなければならない。

文章力のなさを感じるのはなぜ?

ふつうであれば言葉の意味を先に定めるところ、おそらく「文章力」というワードは抽象的で、そちらから進めると泥沼にハマりそうだと思った。 ここはあえて「文章力がないと感じるのはなぜか」という、外側から考えてみたい。

まず、この手の感情を生む典型的なパターンを考える。

  • 空腹
  • 睡眠不足or眠い
  • 夜中

これが文章力のなさを感じさせている原因、という仮説を最初に立ててみる。 これは簡単で、寝て翌日起きて朝食を食べた後で、もう一度執筆なり文章を見返すなりすれば、確かめられる。(やってみよう。)

ただ、もちろんこれだけではない気がしている。

文章力がない、と感じるポイントは

  • 自分が書いた文章がつまらなく感じられてしまう
    • 主題があいまい
    • メッセージ性がない
    • 書いている途中で迷子になる

と、ここまでフリーライティングのようなことをして、少し見えてきたことがある。

これも単純化すると、

  • 本当はこんなのが書きたい、という文章のレベル
  • 実際に書き上がった文章のレベル、もしくは執筆中に感じる、出来上がり予想文のレベル

との間にギャップがあるときに、「自分は文章力がない」と感じてしまうのではないか。

ギャップを埋めるにはどうしたらいいか

これまたシンプルに2つのアプローチがありそう。

  1. 理想を下げる(現実的な目標を掲げる、幻想を打ち破る、調子に乗らない、などと換言可能)
  2. 自分の文章のレベルを上げる

これらは、今の自分にとっては相互に関連しているように思う。

つまり、今の自分は、スラスラっと書いた文章が一発でそこそこのレベルに達し、それを少し校正・見直しすれば出来の良い文章になると思っていることに、この文を書いていて気づいてしまった。恥ずかしい。超恥ずかしい。

仮説:ていねいに、手間をかけることで解決できるのでは

今だと、例えば8/31が締め切りの原稿を書こう、と思った場合に、8/30とか31にまず文字を書き終えて、そこからちょろっとChatGPTに編集者になってもらってフィードバック反映して、ルールに沿って校正して、提出。といった流れになっている。

たぶん、これは遅い。

同じ例で行くと、8/20にまず一旦「さいごまで書けたつもりになったぞ」という文章ができて、そこからまず自分で見直して、主題が曖昧だったりメッセージ性が足りてなかったりみたいなところを、ガシガシと直す。もしかしたら書き直しだったり、書き足しだったり、それなりに大きめの工事になるのかもしれない。 そこを続けて、8/25とかになっていよいよ全体が出来たつもりになったところで、ChatGPT編集や校正などツールにかける部分をやって、最後期日通りに提出。これが必要なのか。

自分の執筆の流れとペースを把握しておく

2000文字3000文字くらいの記事を書くうえで、自分がどんなステップで書いていくのか、それぞれどのくらいの時間がかかるのか、をまずは把握する必要がありそう。

そこを把握して、「これだけやれば文章力が無いといって悲しくならない程度の文章になんとか・・・」という、ギャップを埋めるために必要な労力をまず自覚しなければいけない。

それができて初めて、じゃあどこを速くしていけるのか、というトライが始まる。

ということで、原稿執筆フローを考えよう。(また明日に。)

Yoshiki Ito
Yoshiki Ito
山形出身 千葉在住の本業QAエンジニア
2023-10-10

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