わたしなりのメモ実例202405版

あきやまさんにせっかくコメントいただいたので、自分が取っているメモをいくつか、公開してみるトライ。

元になった『メモの魔力』では、以下のように書いてある。

メモをとる上で大切なのは、シンプルに「とにかく書くこと」です。メモとは「ノウハウ」ではなく「姿勢」である、と、本書冒頭でもお伝えしましたが、まずは何よりも、 ① メモできる環境を整え(要は好きなメモ帳・ノートとペンを用意することです)、 ② ひたすらメモをとる。一旦、ここから始めてみてください。

このあたりは個人的にも賛成で、メモをとるときに「これはよいメモだろうか?」とか「どこに」「どんな形で」を一瞬でも考えてしまうと、それはメモを蓄積するうえで邪魔になってしまう。

それは情報の鮮度という意味でも、ひたすらメモをとるにあたっての「めんどくささ」につながるという意味でも。

良いメモ悪いメモはあるか

自分のなかで「これが良いメモ」とか「こういうのは悪いメモ」という、他者にも通じるような基準は正直ない。し、それを論じられるほどの「メモ魔」になっていない。

良いかどうかは別として、今後もとりたいメモ

おおまかに、自分なりに、「こういうメモを引き続きとりたい」と思うようなメモは、例えば以下のようなもの。

Image from Gyazo

Image from Gyazo

Image from Gyazo

メモのスタイルに関してはずっと試行錯誤なので、ちょっとずつ変化している。

基本的な「ファクト」「抽象化」「転用」の形での書き方はするように心がけている。

自分なりに「良い」と思っている点は、

  • ファクトで止まらず転用まで思考できている
  • 書いている過程で、書く前には思い至らなかった発想や考えが出てきている

あたり。なので、メモを書き終わった状態を見て「良い」とか「悪い」とかは、もしかしたら判断ができないのかもしれない。

転用まで思考できていたら良いメモ、だとは思うけれども、ファクトで止まっていてはダメなのかというと、そうでもないはず。それは「書きかけのメモ」というだけで、1週間後、1ヶ月後、もしかしたら続きの思考に発展するかもしれない。

メモした時点では自分の能力に余るなにかしらの「ファクト」だったとしても、あとになるとそこからの抽象化や転用ができるのかもしれない。

また、紙ではなくデジタル(Obsidian)でも同じフォーマットでのメモを取れるようにしていて、例えば最近のメモがこちら。

Image from Gyazo

最初のあきやまさんのオーダーである「出せるもの(メモのお手本)」に沿うものかはわからないものの、こういうのを取っていて、自分としてはこれを増やしていきたいと思っています、ということで。

Yoshiki Ito
Yoshiki Ito
山形出身 千葉在住の本業QAエンジニア
2024-05-14

Tags