わたしなりのメモ実例202405版
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あきやまさんにせっかくコメントいただいたので、自分が取っているメモをいくつか、公開してみるトライ。
『メモの魔力』には、良いメモと悪いメモの例はありましたか?
— あきやま🎣 (@akiyama924) May 14, 2024
伊藤さんのブログで「ファクト・抽象化・転用」を書くと良いというのは分かったのですが、良いメモって具体的にどんなものか見てみたくて。
元になった『メモの魔力』では、以下のように書いてある。
メモをとる上で大切なのは、シンプルに「とにかく書くこと」です。メモとは「ノウハウ」ではなく「姿勢」である、と、本書冒頭でもお伝えしましたが、まずは何よりも、 ① メモできる環境を整え(要は好きなメモ帳・ノートとペンを用意することです)、 ② ひたすらメモをとる。一旦、ここから始めてみてください。
このあたりは個人的にも賛成で、メモをとるときに「これはよいメモだろうか?」とか「どこに」「どんな形で」を一瞬でも考えてしまうと、それはメモを蓄積するうえで邪魔になってしまう。
それは情報の鮮度という意味でも、ひたすらメモをとるにあたっての「めんどくささ」につながるという意味でも。
良いメモ悪いメモはあるか
自分のなかで「これが良いメモ」とか「こういうのは悪いメモ」という、他者にも通じるような基準は正直ない。し、それを論じられるほどの「メモ魔」になっていない。
良いかどうかは別として、今後もとりたいメモ
おおまかに、自分なりに、「こういうメモを引き続きとりたい」と思うようなメモは、例えば以下のようなもの。
メモのスタイルに関してはずっと試行錯誤なので、ちょっとずつ変化している。
基本的な「ファクト」「抽象化」「転用」の形での書き方はするように心がけている。
自分なりに「良い」と思っている点は、
- ファクトで止まらず転用まで思考できている
- 書いている過程で、書く前には思い至らなかった発想や考えが出てきている
あたり。なので、メモを書き終わった状態を見て「良い」とか「悪い」とかは、もしかしたら判断ができないのかもしれない。
転用まで思考できていたら良いメモ、だとは思うけれども、ファクトで止まっていてはダメなのかというと、そうでもないはず。それは「書きかけのメモ」というだけで、1週間後、1ヶ月後、もしかしたら続きの思考に発展するかもしれない。
メモした時点では自分の能力に余るなにかしらの「ファクト」だったとしても、あとになるとそこからの抽象化や転用ができるのかもしれない。
また、紙ではなくデジタル(Obsidian)でも同じフォーマットでのメモを取れるようにしていて、例えば最近のメモがこちら。
最初のあきやまさんのオーダーである「出せるもの(メモのお手本)」に沿うものかはわからないものの、こういうのを取っていて、自分としてはこれを増やしていきたいと思っています、ということで。