Obsidianのウィークリーページ(2024年11月版)
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Obsidianについて検索でこのブログにたどり着いてくれる方もちらほら居るようだったので、Obsidianで自分が普段やっていることをメモがてら残しておこうと思いました。
今回はウィークリーページの中身をご紹介します。
なお、ウィークリーページの運用はobsidian-calendar-plugin: Simple calendar widget for Obsidian.を使う前提となっています。
ウィークリーページの内容
まずはスクショで。
内容の見出しは以下のようなものです。
- 今週の目標
- 過ごし方
- 前週のTry
- 読書
- イベントごとリスト
- タスク
- 期限超過
- 今週のタスク
- 3 Good Things
- 月曜日:1_Daily/YYYYMMDD
- 火曜日:1_Daily/YYYYMMDD
- 以下略
- ふりかえり
- Keep
- Problem
- Try
順に内容を見ていきましょう。
今週の目標
過ごし方は、その週のテーマとか心がけ、でしょうか。 たとえば「0:30には寝る!」とかですね。
前週のTryは、前の週のウィークリーページに書いたKPTのTryの部分について、今週どうだったのか。
読書は、今週はこれを読みたいなーリストです。
この項目は全て手入力で内容を書きます。
イベントごとリスト
今週、たとえば子どもの通院があって何曜日は早上がりとか、そういったアドホックなイベントを記載します。 ここも手入力です。
タスク
ここは、
のプラグインを用いて、自動でタスクが表示されるようにしている部分です。
私は TaskBoard
というページを一つつくって、そこにタスクを追加する運用をしています。
その際、Tasksで設定した期限に基づいて、今週期限のタスクと、期限を超過しているタスクをそれぞれ表示しています。
期限超過のタスクを表示するDataviewのクエリ。
TASK
FROM "0_MOC/TaskBoard.md"
WHERE !fullyCompleted AND due <= date(<% tp.date.now("YYYY-MM-DD") %>) AND due
今週期限のタスクを表示するDataviewのクエリ。
TASK
FROM "0_MOC/TaskBoard.md" OR "0_MOC/FinishedTask.md"
WHERE date(<% tp.date.now("YYYY-MM-DD", +1) %>) <= due AND due <= date(<% tp.date.now("YYYY-MM-DD",+7) %>)
ここでポイントは、date(<% tp.date.now("YYYY-MM-DD") %>)
などの表記のところ。
ここはTemplater: A template plugin for obsidianというプラグインを用いています。
ウィークリーページのテンプレートに上記記載をしておくことで、実際にページを生成したタイミングでその日付に応じた日付が入るようになっています。
たとえば、2024/11/03に生成した翌週のウィークリーページでは、期限超過のクエリのほうは
TASK
FROM "0_MOC/TaskBoard.md"
WHERE !fullyCompleted AND due <= date(2024-11-03) AND due
のようになっています。2024-11-03の部分が、具体的な日付になっています。
この方法だと、いちいち手で日付を入れなくてもよい点は便利ですが、必ず日曜日に翌週のテンプレを作らないと日付がズレるというデメリットもあります。 ここはもっとかっこよくできるのかもしれませんが、普段使いでは困らないのでここでとどめてあります。
3 Good Things
ここは、デイリーページ内で書いている 3 Good Thingsという、その日あった良かったこと3つをメモする欄を表示しています。
## 月曜日: [[1_Daily/<% tp.date.now("YYYYMMDD",+1) %>]]
![[1_Daily/<% tp.date.now("YYYYMMDD",+1) %>#👍3-Good Things]]
ここもTemplaterプラグインを使っていて、各日付のデイリーページの3-Good Thingsという見出し部分をそのまま表示しています。
ふりかえり
ここは週末にKTPでふりかえりをする箇所です。手入力でやっています。
ウィークリーページをうまく回す効果
週単位で過ごし方を考え、そしてふりかえりができるというのはメリットだと思っています。
タスクの扱いについては、少し洗練されていない感じがしています。
デイリーページと、ウィークリーページと、両方でタスクを表示しつつ、母体のリストは別のページにある、という状態なので、タスクを1箇所に追加すれば全体に反映される点では便利です。
一方で、なんとなくあっちも見てこっちも見てしなければならず、もう少し見る先を減らせたほうが便利だなとも思います。
あえて全てをObsidianに寄せるためにこのような運用をしていますが、素直にTodoistでも使ったほうがタスク管理はしやすいかもしれませんね。ただ、自分だけかもしれませんが、タスク管理ツール見るの忘れるんですよね・・・
その点、日記を書いたりするObsidianにタスクを出しておけば、見忘れることは少なくなってまして、管理のしやすさと見返す頻度、どっちをとるかな・・・という状態です。
なお、このようなウィークリーページの運用をしていて大きな不満はないものの、最近はブログに書いているようにアナログな手帳を使ったタスク管理や各種記録・ジャーナリングなどがマイブーム。 一旦このようなデイリー・ウィークリーページの運用はObsidian側は止めて、全てシステム手帳に寄せるかもしれません。
この手の、Obsidianのようなツールを好んで使う人は、ツール難民で日々あちこち移っていることを嘆きつつもそれを楽しんでるフシはありますよね。