英語多読 / 繁村 一義・酒井 邦秀
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- 読書感想
だいたいの人が持っているレベルで「あー、なんとなく英語とか出来たほうがいいよなぁ」と思っている私です。
Amazonを適当にぶらりとブラウジングしているときに目について、読んでみたのがこの『英語多読』です。
英語力を伸ばすために多読をしよう
何を勧めている本なのかはもうタイトルの通りで、英語を多読すれば英語力が伸びますよ、という本です。
もちろんその多読にあたってのポイントが書いてあって、大きく3つ。
①辞書は捨てる
②分からないところは飛ばす
③自分に合わないと思ったら投げる
だそうです。
この3つを更にまとめると
読書を楽しもう
ということ。
ただ、このポイントをそのまま小難しい文章や洋書に適用しようとしても、楽しくない。
そこで本書が勧めているのが、文字が書いてないようなレベルのやさしい本から始めて、少しずつレベルアップしていく方法。洋書の中には、使われている語彙の量に応じてレベル分けがなされているものもあり、そのレベルの一番低いほうから始めて、たくさん読んでいくという方法です。もちろん、辞書をひかず、わからないところは飛ばし、楽しいと思える状態で読む。
例えばOxford Bookworms Libraryなどはレベル分けされています。
こういった、やさしい本や教材のおすすめなんかも載っているので、すぐに始めることができます。
(と言いつつ、私は手元に洋書の積読があるので、まずはそこから崩して行こうと思います・・・。)
やさしいところから始めて洋書の多読をしていると、「読める」ようになるだけではなく、書いたり話したり、テストの点も上がるなど、いいことづくめ、と本書には書いてありました。
効果が出るまで時間がかかるかもしれませんが、楽しんで多読する、はやってみようと思います。